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tsuyochan albam

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    沖永良部 夏の風景
 

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2010年3月14日 (日)

島の出産事情

久しぶりですつよちゃんです。

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前回の更新からもう月日が流れ・・・

もう季節は春、沖永良部では春の陽気に包まれていますが、

あの日は沖永良部島でもかなり冷え込みました。

3月10日の大寒波、

日中も9度~10度でしたから^^;

平年より8度以上寒くなりました。

そんな沖永良部島でこんな出来事が・・・

もうニュース等で報じられましたが、

島で唯一の産婦人科をもつ徳洲会病院が、

今年4月から分娩が出来なくという事になり、

島民の方から不満の声が広がりました。

産婦人科の先生が高齢化となって、今後の勤務が難しくなったのが

原因でした。

沖永良部島では、総人口の割合から出産する赤ちゃんを算出し、

合計特殊出生率を求めます。

沖永良部では日本で上位クラスにあります。

そんな沖永良部で出産が出来なくなることは多大な負担がかかってしまいます。

島から出て、沖縄や奄美など移して出産しなければならなく、

滞在時間・入院費・交通費を考えると、相当な費用となります。

身近に知人がいるわけでもなく、孤独感をもちながら出産を迎えなければなりません。

そこで町など出産にかかる費用を負担出来ないかなど、

会を立ち上げて、署名活動も含め3月を迎えました。

そして・・・・・

分娩廃止の4月まで一ヶ月切ったある日・・・

病院のほうから4月からも分娩を続ける事となる発表がありました。

どうやら担当の先生を確保出来たようです。

でもいつ何時同じ事が起きるかもしれませんので、

今後同様な事態に備えて、対応策を検討していかないといけません。

とりあえずホットしているつよちゃんなのでした。

ただ全国的に医師不足でこの問題は島だけの問題ではないのが現状です。